身近でいろんな事があって、この「落胆パワー」の怖さを身にしみて感じたので、それを極力出さないよう、日々過ごしています。
思っていたように行かない、結果が出なかったとき、どうしてもガッカリして「落胆」してしまいますが、このパワー、遥か遠くにいる人にも伝わって、その人のパワーを奪ってしまうので、すぐに明るい気持ちに切り替える事が大事ですよ~。もちろん、自分に対しても落胆しない事は大事です。
例えば、テストの前の日に、子どもが全然分かっていないと気づいた時、「え、また~。今度もダメだぁ。」と思えば、悪い結果に貢献してしまうので、「気づいたのが前の日で良かった!さあ、30分で何点アップできるかな。」と、一緒に単語の一つでも覚えれば、次の日はバッチリです。
子どもがいじめられても、新しい友達ができるチャンスだと思う。または、勉強にうちこんだり、読書に没頭するチャンスなのかもしれない。
つい最近、まだ半年しか続けていない部活を娘がやめてしまいました。すごくがんばっていたし、親もそれを応援する意味で役員を引き受けて(楽しく)やっていました。でも、友達関係のこじれで「これ以上できない、○○ちゃんの顔も見たくない」と、やめてしまった。
「ええ~、そんな事でやめるの?弱すぎる!」と落胆したものの、本人は(あぁ、すっきりした~)とほっとした様子。あまりにも突然の退部だったので、先生も先輩たちもびっくりでしたが、「いつでも戻っておいで~」と温かい言葉をかけてもらいました。
戻るかどうかは本人次第。それは、私が決めることではないんですよね。
せっかくできた時間なので、今のうちにしっかり勉強すればいいやと頭を切り替える事にしました。今まで忙しすぎて、親子の会話が少なかったことにも気づくこともできました。
そう、強い人はこの「落胆パワー」を跳ね返して、それをバネにできるので、子どもたちがそんな強い人に育てばいいなぁ、と考えています。でも今は、そんなパワーを与えないよう、自分に言い聞かせています。